日本サッカー 守備の問題点

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98年にワールドカップに初出場を果たして以降、日本サッカーは急激な進歩を遂げてきましたが、それでもまだ攻守のレベルは世界とは差があります。特に守備の部分においては問題を抱えており、日本から海外に移籍する選手のほとんどが中盤から前線の選手に偏っている傾向になっているので、なかなか日本のディフェンダーが海外のレベルを体感できずに、成長していくことが難しいという現状があります。

日本は世界の強豪を相手にしたときに、どうしても身体能力の部分で劣ってしまうので、組織的に守備を構築していかないといけませんが、その部分は2010年の南アフリカワールドカップである程度の結果を出すことはできました。しかし、あまりにも守備に偏ってしまうサッカーだったために、攻撃の部分で物足りないという声もあり、それ以降は攻守においてハードワークをしながら積極的に前からプレスをかけていくという戦術で戦っています。

そのサッカーを高いレベルで実現するためには、やはり個人の力を向上させていくことが必要不可欠になってくるので、これから守備が高いレベルになっていくためには、やはり1人でも多くの日本人ディフェンダーが海外に移籍し、世界レベルのアタッカーと対峙しながら成長していくことが大切になってきます。

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