日本のサッカー ブーイングが必要では?

サッカーと言えばブーイングは付き物といっても過言ではありません。特にサッカーが盛んな欧州や南米では、サポーターが不甲斐ない試合をしたチームや選手に対してや、移籍で揉めた元所属選手に対して激しいブーイングをすることはもはや日常茶飯事です。

一方の日本ではどうでしょうか。Jリーグでは近年は欧州や南米ほどの過激さはありませんが、同じような状況でブーイングが行われることは散見されています。サポーターによっても頻度や過激さには差があるようです。しかしこれが日本代表の試合となると話が変わってきます。日本代表の試合においては、Jリーグほどのブーイングはほとんど見られません。負けても拍手やチームや選手を称える歓声のほうが圧倒的に多いのが現状です。これは恒常的に行われているJリーグの試合に比べ、たまにしか行われないことや、出場する選手が有名な選手が多いのもあり、サポーターというよりいわゆるミーハーなファンの数のほうが多いことが原因と考えられます。ブーイングは過度なものは避けるべきですが、負けているのに褒めたり称えたりするのは、チームや選手に対する甘やかしとも言えるでしょう。ブーイングによりチームや選手はより現実を理解し、次戦は必ず勝つという気持ちの切り替えが可能になる効果もあるので、日本のサッカーにはもっとブーイングがあっても良いと考えられます。

海外のサポーターとの違い

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