毎年J1昇格とJ2降格争いが激しい理由

練習

サッカーJリーグでは、毎年J1昇格とJ2降格争いが激しくなっています。実は、そうなってしまうのはたまたまではなくて、いくつかの理由があります。まず、J2降格争いにおいては毎年最終節付近まで激しい競争が繰り広げられていますが、その1つの原因となっているのが各チームの戦力差が縮まっているという事です。 さすがに、5位以内に入るチームは強く1年間安定して勝ち点を積み上げています。しかし、6位以下のチームになってくると安定感があまなりなく、下位チームに負けてしまうことも多いです。

つまり、6位から18位のチームの間にはあまり戦力差がなく、そのため最終的に勝ち点が拮抗する状態となっています。実際リーグ戦の試合数が少なくなってきても毎節順位が大きく変動する事が起きています。また、J2に落ちてしまうとサッカーの環境や予算などがJ1の時よりも落ちてしまうので、選手の待遇にも影響してきます。つまり、選手も必死でJ1に残りたいという思いが強くなり、下位チームがリーグ戦終盤で勝ち点を獲得する事が多く、それも降格争いを激しくしています。

ガッツポーズ

次に、J1昇格争いも毎年激しいです。その理由の1つに、プレーオフ制度があります。 以前は1位から3位までが自動昇格していましたが、今では1位から2位までが自動でJ1に昇格しており、さらに3位から6位まで入るとプレーオフに進出できます。つまり、J1昇格できるチャンスが以前よりも高くなっているので、その分昇格争いも見ごたえがあるでしょう。

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